2010年6月8日火曜日

web裏話 2

よこやまです

本サイトの方のtop画に一枚新規を追加しました。
http://kuis-kyudo.main.jp/
先日の新歓の集合写真です。確率24%で表示されます。
レア画像ではありませんので見るために更新連打などしないように。

今後の予定としては7月にまた入れ替えをします。
季節ごとに変えてゆくつもりです。

今は7枚で回していますが、いずれは増やしてゆく気ですのでトップに使えそうな画像を持っている人はぜひご提供ください。

2010年6月4日金曜日

一点物の弓道具

ヨコヤマです。

新入生が新しい道具を買って大事に使っているのを見ると嬉しくなる。
この気持ちは一生忘れてはいけないものですよね。

弓道には道具趣味の側面がある。弓でも矢でもどんどん良いものが欲しくなる。
矢筒でも粉入れでも高級品を見るといいなぁって思う。

道具趣味というのは行きつくところは一点ものなのかなと思う。
世界でひとつのオリジナルな道具は既製の高級品にない満足感がある。

うちの若い子は奇妙な下ガケを買うやつが多くて、もう何だかついていけない世界だ。
僕なんかは白無地以外使う気がしないのだが、これって単純に世代の差なんだろうか。
ああいうのを見ていると、ユザワヤで生地を買ってきて自分で作ればいいのにって思う。
器用な人なら型紙をおこしてミシンで縫うくらいはできるだろう。指の縫い合わせが難しそうだけど。
そこまでいかなくても白無地を買ってきて自分でシルクスクリーンでプリントするとか。
部でお揃いとかつくれば結構楽しいかもね


僕自身は、それほどオリジナルの道具ってやつは誂えていない。
既製品に手を加えるくらいでとどまっている。
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この弦巻は、自分で塗りをやってそこにオリジナルの木札を下げている。
塗料はホームセンターで買ってくるんだが、写真くらい厚く塗るのは失敗で、ここまでやってしまうと弦巻がガチガチに固くなってしまう。なかなか難しいです。
 木札には「只管射行」と彫ってある。これは尊敬する松枝先生の著書からいただきました。
禅の言葉に「只管打坐」というのがあって、「ただひたすら坐る」という意味なんですけど、そこからとって「ただひたすら射行にいそしむべし」という尊い教え。

ディープな人はコヨリや籐で弦巻を自作してしまうんですよね。
私もいずれはやってみたいと思っています。



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こちらは懐中時計。霞的デザインで注文して、それに家紋入りの木札をつけている
気に入りの品です。
弓具店で霞的デザインの腕時計や壁掛時計は見たことがあるけど懐中時計は見たことがない。
だから自分で作りました。「皆中時計」というダジャレですね。


弓巻や手ぬぐいはお揃いでつくるという部活も多いでしょう。
そういうアイディアを考えるのが楽しいんですよね。